2012年7月20日金曜日

里帰りに向けて

みいらです。いよいよ子どもたちは明日から夏休みですね!
大きな子ども(わくわくしている大人たち(笑))もそろそろ夏休みを目前に夏気分!といったところでしょうか?

昨夜、夏休みのキャンプで活動するメンバーと、ミーティングをしてきました。

今回の期間の過ごし方である、「みんなで考えて決めていく」、「最小限のモノと工夫で生活をする」
そのためにどういう進め方をするか、団体装備はどこまで削るか。
必要なものは作る、代わりになるものを見つけてくる。

そのためにどう知恵を働かせるか。


あんなことをしたい、こんなことをしたい、でも生活に必要なことをないがしろにしてはメシも食えない。
大人も子どもも対等になって、「“生きる”ことを楽しむ」そんな展開をするための議論を交わしてきました。


それにしても、話せば話すほどストイックになってしまう僕らって…(笑)


僕らの実施するキャンプでは「こうでなきゃダメ」とか「こういう時はこうしましょう」というようなこちらからのルールの取り決めやセオリーの押しつけはありません。

「しかくい頭を~」のように、目の前の状況に応じて柔軟に考え、答えを探していくようなキャンプです。きっと参加者の顔ぶれによってストーリー展開はさまざまに変わるでしょう。
自分だけではなく、他者とコミュニケーションをとりながら考え、行動する。
そういう経験をすることで“想定外”な状況が突然現れても、冷静に考えて行動することのできる“生きる力”を磨いていくことができるのだと思っています。


ディレクターをさせてもらっている僕や、スタッフのカラーももちろん出ます。
そこに皆さんが持つカラーが混ざり、虹のように一つになるのかなと考えています。
それだけでもワクワクしませんか?

そんな素敵な虹を作るべく、皆さんのご参加をお待ちしております。
単なる子どもの遊びでは終わらないキャンプ、ご家族でも、大人だけでの参加もぜひお待ちしています。


■日時:84()87() 34
    期間中、希望日にご参加いただけます。

■会場:登米市東和町米川字鱒淵 及甚とゲンジボタル交流館

■参加費:一泊当たりの料金です。(連泊の際は1泊につき2,000円引きいたします。)
  単独参加 子ども(小学一年生~高校生) 10,000
       大人             12,000

  家族参加 親子2名                 15,000
       追加子ども                3,000
       追加大人                 5,000
※参加費内訳:期間中の食費、保険代、宿泊代(寝袋レンタル代含む)、プログラム費用

■お申込み・お問い合わせ先
  RQ鱒淵キャンププロジェクトチーム
  E-mail rqcamp.info@gmail.com
  ブログ http://rqcamp.blogspot.jp/
  携帯 090-4844-0407


他詳細はひとつ前のブログをご確認ください。

2012年7月13日金曜日

夏休みの里帰り


ますぶち里帰りキャンプ 募集開始!
<子どもだけでも、親子でも、大人だけでも参加可能!
             4日間のうちどの日程で暮らすかも自由!>

昨年に引き続き、東北の豊かな自然の中で“夏”を五感で感じるキャンプを開催します。

キャンプというと、ただ、「楽しい」、「遊び」といったイメージが強いですが、それだけではありません!自然の中で“生きる”ためには、「厳しさ」や「大変さ」も出てきます。そんな時にどんな工夫をするか?一緒にいるメンバーとどう協力するか?いろいろな経験をすることでどんな時でも冷静に行動するための“生きる力”を育みます。

子どもも大人も関係なく、みんなで考え、みんなで“生きる”4日間。のどかな里山の自然の残る鱒淵にみんなで里帰りして、忘れられない夏にしてみませんか?

今回のキャンプは4日間の日程中、どの日に参加するかをご自由にお選びいただけます。
3泊~1泊のプランで、どの日にご参加を希望かお申し込み時にご連絡ください。

■参加対象:単独参加→小学生以上(…もちろん大人も)
                 家族参加→4歳以上のお子様とそのご家族

■定員:20

■日時:84()87() 34
    期間中、希望日にご参加いただけます。

■会場:登米市東和町米川字鱒淵 及甚とゲンジボタル交流館

■参加費:一泊当たりの料金です。(連泊の際は1泊につき2,000円引きいたします。)
          単独参加 子ども(小学一年生~高校生) 10,000
          大人             12,000
     家族参加 親子2名            15,000
          追加子ども           3,000
          追加大人            5,000

※参加費内訳:期間中の食費、保険代、宿泊代(寝袋レンタル代含む)、プログラム費用

■集合:84日(土)1200 及甚とゲンジボタル交流館
    初日以降のご集合はお申し込みの際にご相談ください。

■解散:857日  1400 及甚とゲンジボタル交流館
       基本的には1400ですが、 56日の解散に関してはご相談ください。

■プログラム
東北宮城の美しい自然と、豊かな里山に暮らす人々の営みを、キャンプ生活を通じて体感し、生き物を慈しむ心、家族や仲間を思いやる心、自然に憧れる心をさまざまなプログラムにより育みます。また、自然災害から学ぶ生活の知恵や工夫を実際に、自然の中で暮らすことで体験し、様々な状況においても冷静な判断や行動力を身につける。自由な意志や創造力を生かしながらの活動により“生きる力”を磨く、そんなプログラムをご用意しております。
・火をおこす、たき火を作る
・食事を作る
・農作業をする、収穫をする
・テントで寝る、寝袋で寝る、野宿をする
・自分の食器を作る
・かくれがを作る
・弓矢を作る、竹細工をつくる、遊ぶ
・歌を歌う
・昼寝をする
・ハンモックをつくる
・鶏の世話をする
・山を探検する
・ナイトハイク
・野遊びをする
                 など
■スケジュール例
12日(例)
1日日  開校式・生活づくり イニシアチブゲーム 火おこし 夕食作り ナイトハイク
2日目  クラフトづくり 野遊び 閉校式

3泊4日(例)
1日日  開校式・生活づくり 道具作り 火おこし 夕食作り ナイトハイク
2日目  里山探検 野遊び川遊び 夕食作り キャンプファイヤー 
3日目  野遊び川遊び ネイチャーアート 虫とり探検 クッキングコンテスト 
4日目  クラフト・お土産作り 野遊び 閉校式

※上記は一例です。実際には生活のためにどんなことが必要か?どんな活動をしたいかなど参加者同士で相談の上、行動を決めていきます。

◆安全管理体制について
活動に際しては旅行傷害保険に加入をしています。
また、スタッフには、自然体験教育活動に長年携わってきたメンバーを中心に、研修を設けるなど、安全に関する研修、意識づけをしております。また、救急法の技術のあるものが必ず同行しております。

◆今回のプログラムは一部に赤い羽根共同募金会の補助を受けて実施しております。

■お申込みの方法
RQ鱒淵キャンププロジェクトチームまでE-mail、電話などで直接ご連絡ください。
また、ご参加者の氏名、年齢、連絡先、住所と、ご希望のご参加日程をお知らせください。

■お申込み・お問い合わせ先
RQ鱒淵キャンププロジェクトチーム
E-mail rqcamp.info@gmail.com
ブログ http://rqcamp.blogspot.jp/
携帯 090-4844-0407

■主催:RQ鱒淵キャンププロジェクトチーム

■協力:RQ災害教育センター

2012年7月3日火曜日

ホタル流星群

ホタル全盛期の登米市鱒淵地区、

儚い光があふれるここで、一泊二日のキャンプを開催しました。



昨年の夏、RQキャンプに参加してくれた子どもや親子だけでなく、新規の親子の方がたまで、鱒淵の里に集まりました。宮城県内では気仙沼や仙台、福島は相馬などから集まってくれました。


梅雨が明けたのかな?と思いたくなるような青空のもと、集まったメンバーはまず自分たちの居住スペース作りから始めます。そう、テントも自分で建てるんです。

キャンパーとしての第一歩として、ロープワークを覚えます。

巻き結び、もやい結び、自在結びの三つを練習。


子どもたちだけでなく、お父さん、お母さん方も慣れない手つきでロープをいじっています。







それから自分たちの使うテントを自分たちで建てました。


設置する場所の地面の状態や、出入り口の向きなどテントサイトの中で快適に過ごせる場所を選び、テントを建てました。





初めてのテント設置、今度家族でキャンプをしたいそうで、じっくり検証しながら建てていました。





お父さんが頑張っている中、早速テントの心地をチェック!!



それから、あまりの暑さに負けて、みんなで川遊びに出かけました。

足首までという約束でしたが、なぜかパンツいっちょの子までいて…


二人ほどジャボンと行きましたが、すこーし身体を休めることが出来たかな。



再びキャンプ場に戻って、みんなで箸とコップづくり。

竹を削り出して自分だけの食器を作りました。


箸の長さや太さにこだわるだけでなく、模様付けをする子もいます。

みんなの創造力の豊かさを垣間見ました。


さて、そろそろ夕食作り…と思ったら鱒淵のお父さん、寛一さんがやってきて、畑に豆まきをさせてくれることに!!





豆まき器「ごんべぇ」さんを上手に真っすぐ進めると一粒ずつ豆を植えられます。

みんな、普段はしたことのない土いじりに精をだして楽しんでました。


お手伝いのご褒美に、じゃがいもをいただけることに。



豆まきの次は芋ほりです






夕食で使う分のじゃがいもを自分たちで掘り出します。

遊ぶだけでなく、自分たちの暮らしを支える食べ物を扱うのら仕事を経験できるのも鱒淵の魅力。


食材を調達したら夕食の準備に取り掛かります。


本日のメニューは“はっと汁”


地元鱒淵の郷土料理です。鱒淵のおかあさん、美恵子さんに教わりながらみんなで作りました。





出来上がった夕食を囲んで、みんなで「いただきます!!」

自分で作ったお箸で、みんなパクパク食べていました。


腹ごしらえを済ませたらホタルの時間です。


まずは寛一さんのお宅で、鱒淵で撮られたホタルの映画を観て、準備万端。

ホタルのことを知った分、みんな見る目が違いました。

「あ、これオスだ!」とか「あそこのはヘイケボタルだ!」とか早速知識を確かめていました。


月の光に照らせれながら鱒淵川のほとりを散策。みんなでのんびりと歩いていると、








たくさんのホタルに遭遇!!!


思わず「わぁ~」と感動の声


「ホタルの流星群みたい!!」と子どもの素敵なコメントにみんな納得


光に見とれて歩いていたらあっという間に1時間。


そろそろ、ということでキャンプ場にもどって、明日の予定を確認。


と一緒に前日に誕生日を迎えたシュン君をみんなで歌を歌ってお祝い






ゆらめく火の光もとてもキレイでした。


たっぷり歩いたせいか、子どもたちは寝袋に入ったらすぐに眠りについたようです。





二日目の朝はみんな元気に顔を出しました。


朝の最初のお仕事はというと






火おこしです。マッチ3本という制限の中、みごとに子どもたちは火をおこしました。



負けてはいられないということでお父さんお母さんチームも火おこしに挑戦!






朝からこんな真剣な顔?!というくらいマジなお父さんお母さん、カッコ良かったです。



無事に火がつき、おいしい朝食にありつけました。



午前中は霧雨が続いたため、様子を見ながら活動することに。


子どもたちに何をしたいかリクエストをとったところ、竹で弓矢を作りたい!ということになり、


弓矢づくり。



のこぎりやナタ、ナイフを使って自分の弓を作りました。






なかなかナイスな出来上がり。


雨が上がり始めたので、昼食づくりをしながら、テントの撤収をしました。


一泊二日なのであっという間です。


みんなでテントをたたみ、片づけました。


撤収が完了したところでお昼ご飯が完成!!





炭火焼ハンバーガーです。


地元登米の名産米粉のパン(しかも今回のために特注!)に、登米牛のパティをはさんだ登米バーガーです。


とろけたチーズに野菜も挟んでみんなで頬張ります





パイナップルを挟んだりもしてましたね。


鱒淵のきれいな川のそばで、あっという間の二日間でしたが、たくさんの笑顔あふれる時間でした。


次のキャンプは8月初頭。みんなの笑顔にまた会えるのを楽しみにしています!




みいら